インプラント

インプラント治療とは

インプラント治療は、失われた歯の機能を回復させるために行われる治療の一つです。インプラントは人工の歯根であり、歯茎と顎の骨にしっかりと結合します。この人工歯根の上に、人工歯が取り付けます。

インプラント治療のメリット

  • 自然な見た目: インプラントは自然な見た目にすることが可能で、周囲の歯と調和することができます。
  • 咀嚼力の回復: インプラントは顎骨と結合するためしっかりとした土台となり、咀嚼力を回復させることができます。これにより、食事を楽しむことができます。
  • 残存歯の負担を軽減: インプラント治療を行うことにより、周囲に残っている歯の負担を軽減する役割も果たします。

杉歯科クリニックのインプラント治療

当院の院長は九州大学病院再生歯科・インプラントセンターの外科部門の総責任者として7年間勤務いたしました。
同センターは一般歯科医院ではインプラント治療が困難な方々が九州内だけではなく四国、中国地方などの広範囲からご紹介により受診される診療科です。もちろん全身的なご病気や口腔内の状態により同センターでもインプラント治療ができない方々もいらっしゃいますが、その診断や評価、その他の治療方法を提示するのも大切な役目です。

院長が所属していた外科部門では、
① 骨の不足によりインプラント治療が困難と判断された方に対して、人工骨や患者様ご自身の骨を用いて骨を造ること
② 治療計画の立案や手術手技の難易度が高く一般歯科医院では治療が困難な方の治療を補綴部門の先生方とチームを組んで行います。

立場的に難易度の高い症例であるほど関与してきたため、インプラント治療に限らずその他の治療方法についても多くの先生方とディスカッションを重ねて参りました。
これまでに教えていただいた知識と経験を当院での『安心・安全』をモットーとした治療に還元できればと考えております。

インプラント治療の手順

STEP
診断と計画

最初に、患者さんの状態を詳しく調査し、治療計画を立てます。レントゲンやCTを使って、顎の骨や残存歯の状態を評価します。

STEP
手術

インプラントを顎の骨に埋め込む手術を行います。手術は一般的に局所麻酔の下で行われます。口腔外科医としての腕の見せどころです。

STEP
待機期間

手術後、インプラントが顎の骨と結合するまで待ちます。一般的に上顎では6ヶ月、下顎では3ヶ月ほどかかります。

STEP
かぶせ物の取り付け

インプラントが十分に統合した後、かぶせ物(クラウンやブリッジ)を取り付けます。クラウンやブリッジは患者さんのご希望に合わせてカスタマイズでき、自然な見た目と適切な機能の回復を目指します。

インプラント治療の注意点

  • インプラント治療は手術を伴うため、手術後の適切なケアが重要です。またかぶせ物をかぶせた後も、定期的な歯科医院でのメインテナンスが必要です。
  • 健康状態や顎の骨の状態によっては、治療計画が変更されることがあります。

まとめ

インプラント治療は、失った歯を取り戻し、自然な笑顔と機能を取り戻すために有効な方法です。詳細について知りたい方は、杉歯科クリニックへお気軽にご相談ください。